【社労士 試験日】2025版!試験スケジュール・申込・当日の流れまで完全ガイド

社会保険労務士(社労士)のイメージ

2025年度(令和7年)社労士試験の試験日と年間スケジュール

社労士試験は、毎年8月の最終日曜日に全国で一斉実施されます。2025年度(令和7年)の試験日は、2025年8月24日(日)と発表されています(社会保険労務士試験センター発表予定に準拠)。

合格までの計画を立てるためには、試験日だけでなく、申込開始・受験票の発送・合格発表・登録手続きといった一連のスケジュールを把握しておくことが重要です。

2025年度社労士試験スケジュール(予定)

日程 内容
4月中旬〜5月下旬受験申込受付期間
7月下旬受験票発送
8月24日(日)試験当日(択一式+選択式)
10月上旬選択式の救済措置発表
11月上旬合格発表(官報掲載・ネット発表)
12月以降登録手続き・社労士会への入会案内

社労士試験は年に1度しか実施されないため、「うっかり申込忘れ」「提出書類の不備」などでチャンスを逃さないよう、スケジュール管理は徹底しましょう。

社労士試験の受験申込の流れ|期間・提出書類・注意点

社労士試験を受けるには、定められた期間内に願書を提出する必要があります。提出方法や必要書類に不備があると受験できなくなるため、事前に手順を確認しておきましょう。

受験申込の流れ(2025年想定)

  1. 社会保険労務士試験センターのHPから受験案内を請求(4月上旬〜)
  2. 届いた願書に必要事項を記入し、顔写真・収入印紙を貼付
  3. 簡易書留で郵送(締切厳守)

2024年から一部オンライン化が進んでいる可能性がありますが、2025年も基本的に紙ベースの郵送申込が中心になると見込まれています。

提出時の注意点

  • 提出締切を過ぎると一切受付不可(消印有効ではない)
  • 顔写真(縦4×横3cm)は直近6ヶ月以内に撮影したものを
  • 学歴・職歴・資格要件なども要確認

郵送トラブルを避けるためにも、余裕をもって1週間前までに発送しておくのがベストです。

受験票の到着から試験当日までの流れ

試験日の約1ヶ月前(7月下旬)になると、受験票が郵送で届きます。この受験票には、試験会場や受験番号など重要な情報が記載されています。

受験票到着後にやるべきこと

  • 記載内容(氏名・写真・試験地)に間違いがないか確認
  • 試験会場までのアクセス手段・所要時間を調べておく
  • 持ち物リストを作成し、前日までに準備完了しておく

また、受験票が届かない場合は、早急に試験センターに連絡してください。万が一の郵便事故や不備による未到着も考慮し、試験1週間前には確認を済ませておきましょう。

試験当日のスケジュールと注意点

社労士試験の当日は、午前・午後の二部構成で行われます。長時間にわたる試験のため、体力・集中力・準備力が問われる1日です。試験当日の流れを事前に確認しておきましょう。

社労士試験 当日タイムスケジュール(予定)

時間 内容
9:00〜9:30受験者集合・注意事項の説明
9:30〜11:30選択式試験(全8科目)
11:30〜13:00昼休憩(会場内での昼食OK)
13:20〜16:50択一式試験(全7科目・5肢択一)

試験当日の注意点

  • 昼食・飲み物・時計(アナログ)を忘れずに持参
  • 会場によっては冷暖房が効きすぎることもあるため羽織物を準備
  • 受験票・筆記用具・身分証明書は忘れずに
  • 交通トラブルに備えて時間に余裕を持って行動

当日は想像以上に体力を使うため、睡眠・食事・メンタルコンディションを整えて臨むことが合格の第一歩です。

合格発表と登録の流れ

社労士試験の合格発表は例年11月上旬に行われ、官報と試験センター公式サイトにて発表されます。合格者には郵送で通知が届き、その後の登録手続きに進みます。

合格発表後の流れ

  • 11月上旬:合格者発表(受験番号一覧)
  • 11月中旬:合格証書が郵送で届く
  • 12月以降:社会保険労務士名簿登録の手続き
  • 都道府県の社労士会に入会し、研修を受講

名簿登録をしてはじめて「社労士」を名乗れるため、合格後も油断せず速やかに手続きしましょう。また、開業希望者は並行して開業準備を進めておくとスムーズです。

直前期の勉強スケジュールと心構え

試験日が近づく7月〜8月は、学習の総仕上げを行う直前期です。この時期に最も重要なのは、過去問演習・法改正の確認・苦手分野の克服を集中的に行うことです。

直前2か月の勉強スケジュール例

  • 7月:過去5年分の過去問を本試験形式で演習
  • 7月末:模試を受験し、本番と同様のスケジュールで体験
  • 8月前半:間違えた問題・苦手科目を徹底復習
  • 試験1週間前:重要条文・白書・統計などを軽く復習し、体調調整

直前期は、「新しいことに手を出さない」のが原則。これまで学習してきた内容を確実に得点に結びつけることに集中しましょう。

まとめ|スケジュールを制する者が合格を制す

社労士試験は、年に1回のチャンスです。試験日を軸にしっかりとスケジュール管理を行い、学習・申込・準備・体調管理すべてを万全にして挑むことが合格への近道です。

  • 2025年度の試験日は8月24日(日)
  • 受験申込は4月中旬〜5月下旬(紙提出・簡易書留)
  • 7月下旬に受験票が届き、11月に合格発表
  • 直前期は復習中心にスケジュールを調整
  • 合格後の名簿登録・社労士会入会も忘れずに

「試験日はゴールではなく、社労士としてのスタートライン」。その1日を最高のコンディションで迎えられるよう、今から逆算して行動を始めましょう。